枯れ喫茶で朝ごはん

都内中心に、喫茶店やカフェの朝ごはんやトーストあれこれ

ベックスコーヒーショップ@上野

3/10の朝ごはん
モーニングプレート6(コーヒー、バゲットコールスローサラダ、ミネストローネ)500円

上野駅常磐線ホームにあるベックス。ホームにあるにしては席数もそれなりにあるので便利なのだけど、モーニング利用は初めて。
メニューはオーソドックスな全部入り(カフェドクリエのが近い)からサンドイッチ、小倉トーストなど7種類あって、一番高いものがわたしのオーダーとサンドイッチ。バター別/よく焼き発注です。ちなみにこどもはベーコンとキャベツのトーストサンドにミルク500円、中年男子はスクランブルエッグとトーストのプレートにアイスコーヒー390円を、それぞれ選んでた。最年長者がいちばんリーズナブルって、我が家では珍しい展開です。
ドッグパンみたいな、少しパサっとしたパンが縦に切られて登場。このパンわりと好きです。

コールスローサラダなので、ドレッシングで和えてある。例えばケンタッキーのコールスローと比べると、あそこまでマヨマヨしてなくて食べやすいコールスロー
ミネストローネは、豆やパスタがモリモリで具だくさん。量もかなりたっぷりでこれだけでも食べ応えあるし、温まります。
店員さんたちも、いろいろうるさいいわしチームに嫌な顔せず対応してくれたし、なんといってもプレートの内容がどれもこれも良かった。すごく値ごろ感あるモーニングたちでした。また行きたい。

グレースカフェ@小伝馬町

2/23の朝ごはん
モーニングセット(コーヒー、トースト、サラダ、ゆでたまご、フルーツ)550円

土曜のイベントに参加する仕事の日。小伝馬町駅のすぐ裏手が会場だったのだけど、そのすぐそばにグレースがあったなって気づいた。通勤経路にあるのでお店の存在は知りつつ何年も寝かせていたのだけど、ついにチャンス到来です。

窓から見えていた以上に広め。全部で30席くらいかな。奥には大きなテーブルがあり、ご近所な年配男性が数名、病気談義に花を咲かせてました。同じ世代のマスターがひとりで切り盛り。

モーニングは一択。デフォルトが耳を落としての提供なのをリサーチ済みだったので、耳は死守したい。バターは塗るパターンとなしパターン、両方味わいたい。サラダのドレッシングはなしで野菜そのものをいただきたい。それ以上は、ややこしいことを言ってマスターに露骨に嫌な顔されないようにしたい。ということで、一切れバター、耳付き、ドレなし、までお願いしてやや怪訝な顔をされつつ了解された。

コーヒーは、この雰囲気にしては酸味控えめでバランス良いブレンド。浅煎りで飲みやすい。クリームはピッチャーで出されたので、途中回収があるかと警戒したけど、最後まで置かれたままだった。

4枚切りよりはやや薄いくらいの山食パン。耳付き、は理解されなかったようで、底面の耳はなかった。でもバターは一切れだけで、その希望は通ってました。この食パン、しっとりもっちりしていて、でも人工的な風味は感じなくて、あまり食べたことないタイプ。よく焼きじゃなくても、もっちりクラムを愉しむトーストで、「俺のベーカリー&カフェ」の食パンが近い感じ。バターもマーガリンじゃないものだったっぽいし、なかなかおいしかった。

ザ・キャベツなサラダと思いきや、カイワレが少し混じっているのはわりと珍しいかしら。量も少なめで、あまり力が入っていない感じ。

かた茹でのふつうのゆでたまご。サーブされた時に、たまごの上面に消費期限のプリントがされていた。これも配慮なのかなぁ?

フルーツはマスカットとバナナ半分くらい。このバナナ、ねっとり甘いのに歯ごたえがあって、わりといいものだと思う。
わたしのような一見の面倒な客に優しい雰囲気の喫茶店じゃないのは覚悟していて、案の定嫌な思いはしなかったけど居心地よいほどでもなく。でも提供されたものは昭和純喫茶的ではなく、でもいまどきカフェでもなくて、ちゃんと考えられた正統喫茶のモーニングでした。わたしの好きなタイプ。

コパン ドゥ3331@末広町

2/14の昼ごはん
サラダプレート(パン、サラダ、デリ)800円、セットコーヒー200円

廃校した小学校をリノベした、コッペパン推しのカフェ。あんまりコッペパンって好まないのだけど、サラダたっぷりのプレートがあるようなので、夕方の用事の前に遅めランチに突撃した。

さすが元小学校、とてつもなく広々。でも寒々しい感じはまったくない。

お菓子系とおかず系、それぞれ5種類以上ある。
プレートのメニューは黒板に書かれてました。揚げたマカロニグラタンとは?と疑問を感じつつ、予定どおりサラダプレート、そしてこちらも自慢なのらしいホットコーヒーを発注。ドレッシングは別添してもらった。

マグ提供でたっぷりだけど、すっきりが身上のエチオピア(ほんとはあまり好みじゃない)なのでスルスル飲めちゃう。

パンは、120円で売られていたプレーンなコッペパン半分が、軽くトーストされてふたつ切りで。もっちりして重く、甘みが強いけれどベッタリした甘さじゃなく、こういうコッペパンならおいしいなぁ。

レタスと水菜もりもりのサラダゾーン。パリッと水切りされていて、とっても勢いのある野菜たちです。ゴマ焙煎に見せかけて、酸味が強くて遠くに味噌の風味がある個性的なドレッシングもおいしい。
デリゾーンには4種類。キャロットラペ、クスクスサラダ、細かく切られた野菜たちのラタトゥイユ、長芋とチャーシューのサラダ、という布陣で、キャロットラペはおかず系コッペパンのフィリング、チャーシューのはコッペプレートのフィリングなのだと思う。すべて調味料や調味油ではなくキチンと素材感で食べさせる感じで、おいしさはどれも甲乙つけがたかったです。
1000円はちょっと高いなぁって思ったけれど、すべてにキチンと手がかけられていて、価格に見合うすてきなプレート。席間も開きすぎなくらい開いていてちょっと落ち着かない面はあるけれど、スタッフさんたちの応対も気持ちがこもっていたし、居心地は悪くなかった。ただ、ほとんど野菜でオイリーさもないので、かなりライトなランチになります。そんなに大食いではないいわしですが、時間があったらお菓子系コッペパンを追加しようかと思ったくらい。

茶房きん魚@入谷

1月の朝ごはん
トーストセット(コーヒー、トースト、サラダ、ゆでたまご)480円

入谷駅鶯谷駅の間、小野照崎神社のそばの住宅地にポツンと地味にある喫茶店
小さな間口すぎて、
この看板がなかったら気づかないと思う。

カウンターに5席ほど、テーブルがふたつの狭い店内で、カラオケスナックみたいなつくりです。でもとてもスッキリ片付いていて、内装も意外なほど品が良い。BGMもいい感じのジャズだったりします。
一期一会。たしかにね。先客はふたり客とおひとりさまで、見事に全員常連さんの年配女性。ひとりで切り盛りしている、これまた品の良いママさんと同世代です。実は数年前に一度訪れたのだけど、店内にいたのは常連さんのおばちゃんだけで、すぐに戻ると思うよと言われたのにママさんは待てど暮らせど戻ってこなくてやむなく退散、ってことがあった。数年越しでやっとお会いできたママさんは品良い感じで、根岸のおばちゃんのイメージとは違ってました。
メニューは壁に貼られているもののみみたい。いつものとおり基本セットを、バター別添は難色を示されたので、ひと切れそのまま/よく焼き/ドレなしで発注。

一番最後に運ばれたのがコーヒー。サイフォン で丁寧に淹れられて、すこしお湯が足されて提供された。苦味と酸味のバランスがよく、薄くも濃くもなく適温で美味しかった。

トーストは角食の4枚切り厚。斜めカットで飾り切りも入ってほどよくこんがりして見えたのだけど、
裏返すと真っ白でした。んー、残念。パン自体も、悪くもないけど特筆するようなこだわりも感じられなかった。ひと切れはマーガリンが塗られていたので、シュガリンにして最後にいただきました。

サラダはパリッと仕上げられてます。ベビーリーフなども混じったオシャレなサラダ、もちろんポケサンにした。
たまごは半熟でなかなか上手いゆで加減。
昨今、それなりにちゃんとした(=チェーン店レベルを凌駕する)モーニングを廉価に出すお店が少ない。そんな中、ワンコイン未満でなおざりではなくしっかりしたフルモーニングを提供している良店だと思います。

シャンズカフェ@御徒町

1月の昼ごはん
シャンズブレンド500円、プレーントースト(バゲット、ジャム、サラダ)400円

昭和通り沿いのわかりやすい場所に位置する「シャンズカフェ」に15時前の遅昼で初訪問。自家焙煎コーヒーがウリのカフェです。

コーヒー推しなので持ち帰りも可能。ひとり客はカウンターに案内されます。

テーブル席もある。

ブレンドコーヒー500円が最安値。本格的なコーヒーを出してくれそうです。


フードはサンドイッチとスイーツくらい。食パンじゃなくバゲットなのが特徴的ですね。店名を冠したコーヒーと、基本のトーストをバター別/ドレなしで発注。

個性のない、しかし美味しいコーヒー。たいへんバランスが良いと言えるのかもしれない。

バゲットは、なにやら安っぽいパッケージから取り出してカットしてました。それ相応の、頼りない味のソフトバゲット。例えばヤマザキの袋売りのフランスパンって感じのものでした。

サラダもどうってことない葉っぱが入ったもので、パプリカが載っているのが彩り的にいいなぁって程度。ジャムはブルーベリーで、ポーションのものよりはペクチン少なめな感じだけどコンフィチュール的ではないですね。

唯一の救いは、バターがちゃんとした、しかも無塩バターだったことくらい。
コーヒーはまぁ美味しかったけれど、フード類は全然でした。せめてパンだけでももうちょいいいものを使ってほしい。再訪はないなぁ。

バイロンベイコーヒー@三越前

1月の昼ごはん
ロングブラック320円、BLTEサンド420円

コレド室町のすぐ裏手にあるカフェ。ほぼ真向かいのコーヒースタンド「テイクファイブ」に毎朝のように通っているけれど、こちらは初めて。モーニングメニューもないので、昼ごはんに訪問してみました。
気軽なカフェっぽいドリンク類と、パイやサンドイッチが数種類ずつ、さらに焼き菓子がカウンタに数種類、くらいのシンプルなメニュー。ホットサンドもあったのだけど、野菜重視なのでBLTにプラスEでたまご付きのサンドイッチにした。お供はブラックコーヒー、こちらではロングブラックと呼ばれるみたい。サイズをショートにしたのだけど、「ロングブラックのショート」とはこれいかに。

1階は注文カウンタとカウンタ2席ほど、一旦お店を出て外階段を上った2階がこんな感じで、座り心地のあまり良くない木の椅子の席が10席ほど。小さい店内です。ぜんぶ受け取って自分で運びます。

イートインでも紙コップ提供なのが残念ですが、コーヒー自体はまずまずです。

サンドはこんな感じ。パンは流行りの甘みの強い角食パンなのだけど、耳部分がしっかりした食感で、トーストしていないサンドイッチとして美味しいパン。レタスとトマトはそれなりにしっかり入っていて、特にトマトは完熟でジューシーだった。味付けは粒マスタードクリーミーなマヨ系ソースが少量で、過多でないことがうれしい。
そこにけっこう厚いベーコン4切れが挟まっていたのだけど、ベーコン食べられないわたしはお持ち帰りさせていただきました。そして最後にゆでたまごなのだけど、

半個ぶんがスライスされていたのだけど、たさほとんど黄身部分がなかった…たまたまだと思うけれど、白身だけって寂しいもんですなぁ。量的にも大きめ角食パン半枚ぶんなので、昼ごはんにはちょっと物足りないんでした。これで800円はちょっとお高いのだけど、例えばポタスタでイートインしたら同じくらいの感じなので、まあこんなもんかもしれない。
でも、2階に紙ナプキンもスティックシュガーもポーションミルクも、何ひとつ置いていないのは不親切ではなかろうか。外階段だから管理できないっていう理由かもしれないけど。しかも後から取りに行ったら怪訝な顔されてしまった。なんだかなあ、変なお店だと思った。

ジョナサン@池袋

1月の朝ごはん
グリーンサラダ&ハーフトーストモーニング(ドリンクバー、スープバー、トースト、サラダ)税抜449円

冷蔵庫が急に爆音マシーンと化してしまい、急遽池袋西口ビックカメラに行くことになった。その前に、毎度おなじみジョナサンのモーニング。マルイの側にある店舗に初潜入した。こちらの店舗は地下1階にある。そしてまさかの、トイレは地下2階。ファミレスとしては異色だと思う。
最近は1杯目のドリンクにローズヒップとハイビスカスのハーブティを選びがちです。2杯目はカプチーノかストレートコーヒー。

トーストとサラダはまーまー。ほんと、こんなもんっていう程度。
肝心の冷蔵庫は、予定していた商品の型落ちが10万安く出ていたので即決。半分以下の価格になるなんて夢のようです。