銀座ブラジル@浅草
3/5 訪問
モーニングセット(コーヒー、トースト、サラダ、目玉焼き、フライドポテト) 550円
新仲見世通りの二階に古くからある喫茶店。昨日訪れた「友路有」とは、オレンジ通りを挟んで反対側にある。20席ほどの店内には使い古されたソファが並び、置かれているものも全体的にくたびれた印象。昨日とほぼ同じ10時に訪れたけれど、大盛況だった「友路有」とは異なりお客さんは一人客が1名のみで閑散としている(その後二人来店したけれど)。店員さんは年配女性ふたり。非常に空いているにも関わらず、来店者の座る席をいちいち指定していたのが印象的だった。わたしには窓側の席を勧めてくれたので、なにも問題はないのだけれど。
モーニングは一択、バター別添でオーダーした。
コーヒーは量は多めで、明らかに作り置き。なぜなら、後で来たお客さんが「コーヒー先で」とオーダーしたらほんとに15秒くらいで持ってきていたから。提供スタイル相応の、酸味が強く煮詰まって風味の飛んでいる味。最近めっきり見なくなった、ポーションのネスレクレマトップが添えられていた。
トーストは山食を厚めにカットしたもので、クラムの外側もクラストもカリッと焼かれており好みの路線。別添されたのはマーガリン。サラダは人参スライスの甘酢漬けのようなものとレタスが5枚ほどで、ドレッシングなどは一切なし。不思議な野菜の提供スタイルだが、わたし的にはむしろうれしい。目玉焼きは黄身が固まる寸前のよくできた焼き加減のもので、そこにお店で揚げたと思われる、太めで味のしっかりしたおいしいフライドポテトが3本。
コーヒーについてはまあこういう喫茶店にありがちではあるし、ミール類もそれぞれまずまず美味しい。でもワンコインで足りないことを考慮すると、少々割高感のあるモーニング。この界隈では600円で「ローヤル珈琲店」のモーニングも食べられるし、ワンコイン以内で「友路有」も「グランドカリス」もあるし...などと比較すると再訪することはないけれど、単体としてはまあふつうだと思う。
銀座ブラジル 浅草支店 (喫茶店 / 浅草駅(つくばEXP)、浅草駅(東武・都営・メトロ)、田原町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0