ときどき子連れ東京朝ごはん

喫茶店モーニングのパトロール活動記録

名曲・珈琲 麦@本郷三丁目

3月某日訪問
モーニングA④(コーヒー、トースト、ポテトサラダ、サラダ) 370円


この日はあまり時間がなく、素早くモーニングを提供してほしくて「麦」を再訪した。相変わらず不思議な作りの店内に、古びているが手入れがしっかりされた優雅な内装、トイレも四半世紀以上は前のタイル貼り和式にひねって出す蛇口。この日のBGMはふつうのクラシックではなく日本歌唱曲(雪の降る町をとか荒城の月とか)のバリトンで、ちょっと微妙な雰囲気(笑)。前回はゆで卵とサラダの①を食したが、今回はサラダ2種類相乗りの④に。バター別のみお願いした。
コーヒーは今回はあまり強い酸味を感じず、濃くも薄くもなくいい塩梅のブレンド。トーストは前回5枚切り厚と思ったが、たぶんふつうの6枚切り厚。喫茶店でよく提供されるフワフワした角食と異なり、少しザラッとしたイギリスパン系の山型パン。薄いけれどパン自体がしっかりした味でとても美味しい。そもそもこの手のパンは、厚切りにするより薄手のほうが相応しいように思う。そして添えられていたのはマーガリンではなくちゃんとしたバターだった。たぶん前回誤認したんだと思う。お店の方、ダメな食べ手ですみません。
サラダはポテトサラダとマカロニサラダという構成は前回のゆで卵&サラダのときと変わらないが、トータル量が増え、さらにスライスされたきゅうりが追加されていた。そして今回もパイナップルとみかんの缶詰が華を添えて。結局薄いトースト1枚を、まずそのままで、そしてバリエーションとしてバターを塗って、シュガバタにして、きゅうりを乗せて、マカロニサラダを乗せて、ポテトサラダを乗せて、フルーツを乗せて、濃いミルクのような美味しいコーヒークリームに浸して、と、計8通りの方法で味わった。
内容と価格のバランスに関してまったく非の打ち所がない。しかも駅から1分以内で、場所柄アカデミックな雰囲気もあり、品の良い内装と音楽。でもお店のおばあちゃまは空いた店内のおおきなテーブルに座り、タッパーに入った(自宅から持ってきたと思われる)何やら作りおきのお惣菜みたいなものをかき込んでいたりして、ちょっとそういうゆるさも非常に好ましい。実は真正面のビルの1階に上島珈琲店があるのだけれど、少なくともわたしにとっては本郷三丁目上島珈琲店は相対的に価値ゼロ。たぶん超嫌煙家くらいにしか価値がないように思う。