枯れ喫茶で朝ごはん

都内中心に、喫茶店やカフェの朝ごはんやトーストあれこれ

ドリップアンドベイクアリアケ@国際展示場正門

5月某日訪問
厚切りトーストセット(コーヒー、トースト、サラダ)470円


展示会出展のため朝から東京ビッグサイト近辺へ。保育園から約1時間、大手町や東京や、社会人になって2年間の勤務地の八丁堀、築地、今注目の勝どき、豊洲を経て国際展示場まで自転車で1時間くらい。ビッグサイトの対面の「セントラルタワー」1階、何百人ものエレベーター待ちのビジネスマンの大行列と同じ空間にある。オープンカウンター内でオーダーを受けて準備をする店員さんが2名、1-2名用の椅子席がトータル40席ほど。空間的には非常に余裕があり、かつインテリアを兼ねて「カフェ案内」的なオシャレ雑誌や単行本がディスプレイされていたりするため、思いのほかせわしない雰囲気はない。7時台から営業しているのも場所柄だなあ。
朝のメニューは3択で、この他にスコーンかマフィンのセットが450円、アサイーボウルのセットが600円。雰囲気的に焼きが甘そうと直感し、バター別/よく焼き/ドレッシング少なめでオーダーした。前金制ででき上がると受け取りに行き、砂糖、フレッシュ、マドラー、ナプキン、プラスチックのフォークや箸などの諸々はサーバーから自由に取るスタイル。
コーヒーは紙コップに入って提供された。風味も味も分量も提供スタイルなり、要はマックやコンビニの100円コーヒー並み。
トーストは胚芽パン系の茶色っぽい角食で4枚切り厚。すごく良質というほどではないが、一般的な喫茶店で使用されている漂白された白い角食と比べると、小麦の風味が強く美味しさが1ランク上だった。焼き加減は案の定甘く、図々しくも更に焼いてもらったが。添えられてきたのはちゃんとしたバターが少量(いつも残してしまうので少量というのは実は嬉しい)、そしてたいへん嬉しかったのがサーバーに置かれたリンゴコンポートの壺とハチミツ。コンポートを乗せたり、薄くバターとハチミツを塗ったりして、おいしい味変もいろいろと楽しんでみた。
サラダは水菜とレタスのシンプルなものが控えめに提供された。カットしてからやや時間が経っていると想像されるフレッシュ感で、あまり控えていない量のフレンチドレッシング。
美味しいトーストを多少ゆっくり食べたいという、ささやかな要望が叶わないのが東京ビッグサイト近辺。コーヒーチェーン店以外本当に何もない。その中で唯一、一息ついて美味しいトーストが食べられる良店だと思う。コーヒーとサラダはせいぜい並程度だが、トーストは美味しかったしさらにコンポートやハチミツもポイントアップのチャームポイント。価格的にも充分納得感があった。
今後もビッグサイトでの仕事の前には必ずこちらで朝ごはんにすると思う。ちなみにスコーンやパンなどもカウンターに並んでいて、それらも美味しそうだったよ。

ドリップアンドベイクアリアケカフェ / 国際展示場正門駅有明駅国際展示場駅
昼総合点★★★★ 4.0