Dining&Bar LAVAROCK@宝町
一休のランチ(メインのグリル料理は5種から選べる2品!サラダ&パンビュッフェ付)3,000円
お誕生会に3,000円/人の補助を出すという、ややユニークな制度がある我が社。11月生まれの社員数名で、コートヤード・バイ・マリオット東京ステーションにあるラバロックのランチをいただくことになった。予約サイトの一休にサラダとパンをモリモリ食べられる商品が出ていたのを、幹事が捕獲してくれました。
天井が高くてオープンな感じの店内で、ひとつのコーナーにはサラダがいろいろ。豆苗があったり、パプリカがながーくカットされていたり、フムスや湯葉ベースのディップがあったりと、とてもおしゃれで種類も充実。これだけでごはん3杯いけちゃう系の素晴らしいサラダバーだった。パンは温まっていないし、まあふつう。ハード系を二切れ取ったけど、それ以外はプチマフィンとかクロワッサンとか、リッチなやつらでした。メインの前にはさらにカップスープ。カボチャのポタージュもなかなか美味しかった。
メインは鯛、サーモン、三元豚、テンダー、サーロインから選ぶのだけど、陸上の動物を食さないわたしは鯛とサーモン。どちらも肉厚で脂の乗った切り身がシンプルに焼かれて、サーモンにはバルサミコベース、鯛にはトマトベースと、別々のソースがかかっていて、飽きさせない美味しさ。ひとつでもメインをはるのに充分な大きさでなのに、ガルニとして炊き込みご飯的な食べ応えあるものが添えられてお腹いっぱいになった。
食後にはコーヒーか紅茶。
全員が誕生月なので、盛り合わせのバースデープレートが、花火のはなやかな演出で供された。ピスタチオのジェラートに、カタラーナ?パンプティング?的なもの。どちらも美味しかった。
内容的には抜かりなくて満足度は高いけれど、実はメインは食べきれなかったし、パンやサラダも味わい尽くせなかった。メインひとつで2500円とか、メインとデザートなしで半額とか、そういうプランがあったら、プチ贅沢ランチで普段使いしてもいいくらいなのだけどな。
Coffee Lotus@日本橋
コーヒー450円、トースト550円
日本橋タカシマヤから1ブロックだけ京橋方面に進んだ角にある喫茶店。
古臭さはなく、少しだけシックな印象の外観で、通りに面して広々と窓が設けられているので入店しやすい雰囲気です。
店内もこちゃついた点はほとんどなくてスッキリしたカフェ風。とはいえ、オール喫煙OKでビジネス男性率がすごく高いのは枯れ喫茶な感じです。
モーニングはありません。喫茶店らしいメニューだけど、ここのスペシャリテがフルーツサンドで、全体としてもややフルーツ推しな構成になってる。トーストに、フルーツとヨーグルトと玉子とトマトジュースまで盛りだくさんのセットも捨てがたいけれど、わたしはやっぱり基本のトーストとコーヒーを選ぶのだ。キビキビとフロア業務を遂行中の感じ良い中年女性に、バター別/よく焼きで発注。
コーヒー含めて一度に提供された。表面に泡が出ているので、再沸騰させたコーヒーですね。落としてからそんなに時間が経っていないようで、風味もあったし酸味ばっかりって感じでもなかった。ピッチャーになみなみと提供されたコーヒークリームは、ちゃんと乳脂肪の入ったものでした。こういう提供スタイルだと下げられがちだけど、最後まで置かれていた。
ふんわり系の、でも単なる甘い炭水化物の塊ではない山食パン。8等分です。
お供はマーガリンと、着色料の気配がないイチゴシャム。ジャム美味しかった。
トーストにもミニフルーツが付く。バナナ、柿、キウイ、ふつうのグレープフルーツとピンクグレープフルーツとが1切れずつ、パイナップルとキウイフルーツとリンゴは2切れずつ。メニューには書いてないので、存在を知らないで出てきたら感激するレベル。でも実は事前に確認してしまったし、フルーツ推しだし、フルーツパーラーみたいな高品質フルーツを想像してしまっていたので、ちょっと期待外れ。でもいろいろ食べられて楽しかったし、やっぱりフルーツはワクワクするね。
日本橋のいい場所にそれなりの広さで、比較的良心的な内容ですが、再訪するかというと、まあ特にしたいとも思わないかな。現時点では、けむいのもあるし。
コフィノワ@蔵前
2019年11月再訪
アメリカーノ410円、バタートースト 400円
オープンしてから5年くらい、ペリカンのパンを使っているカフェとしてすっかり定着したコフィノワ。週末の午前中、子どものワークショップ終了待ちの機会に再訪しときます。
香@宝町
モーニング(コーヒー、トースト、ミニサラダ)550円
宝町だけじゃなくて日本橋にも京橋にも近い、なかなか便利なエリア。でもオフィスビルばかりで消費者向けのお店は小売も飲食もあまりなく、喫茶やカフェも数店しかない。昭和通りから1本裏道に入ったところにある貴重な喫茶店に突撃。
ファサードはそんなにくたびれ感がなかったけれど、店内はしぶい。そして細長い。
奥は少しゆったりしているけれど、漆喰みたいな色合いで懐かしい雰囲気の壁に、誰かの趣味の絵みたいな、地味な絵が飾られている。床の柄もテーブルや椅子も、ランプも、適度に安っぽくてチグハグで、枯れ喫茶要素がたっぷり。
10時半までのモーニングは、ホットドッグとトーストを選べる。マスターはキビキビ・ハキハキした気持ち良い接客で、バター別/ドレなし/肉料理なし、を申請したら快諾されました。喫茶店らしいランチもいろいろあって、値段もそんなに高くない。
メニューの一部は壁にも掲載されてます。それにしてもこの壁、趣あるな。
ジューっという沸騰音の後、小鍋からあつあつのコーヒーが注がれてた。酸味際立つ、枯れ喫茶に相応しいコーヒー。
ふんわりして厚切りのバタートースト。そんなに素晴らしいパンではなく、記憶を辿るとヤマザキのロイヤルブレッド?って感じた。ただ美しく飾り切りが施されていて、ポケサンには激しく不向きだけど、バター(マーガリンだけど)をシミシミにして頬張るならうれしいタイプだと思う。
サラダはパリッとまではいかないけど、まぁそれなり。通常はここにウインナーがつくそうです。
まあ全部がまーまーな内容なんだけど、くすんだ風合いが妙に心地いいお店。当然ながら、常連ぽいビジネスマンがたくさん来店してました。
シェアパークカフェ@日本橋
ブレンドコーヒー 350円
昭和通り沿いのオンワードのビル1階にある、オンワード系列のカフェ。一時は「クレミアソフト」で有名だったらしいけれど、わたしはよく知らないし今のウリはスムージーなどのようです。
どの時間帯も意外と人通りの多くない場所で、青山のへんにありそうなファサード。
内部も素敵です。さすがオンワードだ。かかっていたBGMもオシャレだし、スタッフの女性もかわいく優しい感じ。ドリンクメニューはコーヒーのバリエーションにスムージーなど、フードはサンドイッチやホットドッグなどだけど午前中だからかほとんど欠品してました。モーニング狙いのお店じゃないみたい。
で、コーヒーは美味しかった。デリとドリンクとハーフのサンドイッチで800円くらいなので、ランチにも良さそうですね。
カフェ トロワバグ@神保町
トロワブレンド600円、バタートースト600円
神保町の交差点沿いにある、すごく便利な立地にとても昔からずっとそこにある枯れ喫茶。
トントンと急で狭い階段を降りて、
扉を開けると、とても趣ある大人っぽいムードの空間が広がっています。先客もその雰囲気にあった、白髪の上品なおばあさまや、ハットを傍に置いて読書している老紳士。でもパソコンを開いているノマドワーカー(死語)たちやスーツ姿の外回り会社員なんかも。スタッフは中年の上品な女性ばかり3人で、枯れ喫茶にしちゃ珍しい構成。ちなみに分煙です。
ドリンクメニュー。コーヒーに力入ってる。
厳選されたフードメニューにモーニングはありません。トーストはある。
ドリンクセットのあるメニューは、名物のグラタンサンドやホットドッグなど3種類だけでどれもけっこうヘビー。そっちのほうがだいぶお得だけど、やはり基本のトーストにしとこうか。バター別/よく焼きでコーヒーとそれぞれ単品注文。
店名を冠したブレンド。バランスよく、温度もほどよく。
3枚切りくらいの極厚トーストは、そこそこのパンドミ。ただ片面はとてもよく焼きだったけど裏は色白だったし、両端の耳が落とされていたのも残念でした。ただそれって「枯れ喫茶あるある」だから、その雰囲気にはあってる。そしてわりと良質なマーガリンが添えてあったのも、しっくりはまってた。
サラダは控えめにカレー味のついたポテサラにレタスで、これものすごく美味しかった。耳なしでも構わずに、トースト一切れにたっぷり挟んでポケサンにしたら絶妙でした。
雰囲気よし、ホスピタリティまずまず、コーヒー美味しい、トーストふつう、サラダ絶品。ただ価格的にはトーストをグラタントーストにしても同じ値段で、さすがに割高感があります。食事でもスイーツでも、セットメニューを選べるときに再訪したいな。
エル@神保町
バタートースト(コーヒー、トースト、サラダ
スープ)700円
神保町から外堀通りを少し小川町方面に行き、ちよちょっと裏手にある喫茶店。讃岐うどんの超有名店「丸香」のそばです。
形式な店名は「コーヒーアンドスナック エル」なのらしい。「スナック」だと敷居が高くなるけれど、もうそういうのにも慣れた。扉が無造作に開いているからには、排他的でもないだろうし、特に気にせず入店。
ソファ席のみの店内、年配のマスターに、どこでもどうぞと案内された。奥ではテレビが大音量でかかっていて、どの席からでも閲覧可能です。場末感強し。
メニューは貼ってあるのみみたい。モーニングはなし。いちばんモーニング風情のバタートーストを、半分バターなし/ドレッシングなしで発注した。
先出しのサラダとスープ。そのあとトースト、コーヒーの順番で供されたので、ある意味フルコースみたいな順序だ。サラダはキャベツのみだけど、マスターが切りましたって感じなのが微笑ましい。そしてスープはインスタントかな、大したことはないです。
5枚切り厚くらいの、それなりにいい感じのしっかりした角食が使われていた。1枚分にはマーガリンが塗られて二等分され、サンドイッチ的な珍しいスタイルでの提供。トースト自体はおいしかったけど、一切れだけマーガリンでって言えばよかったなー、なマーガリンでした。
最後に供されたコーヒーは、発注後に淹れられたのだと思う。バランスよし、風味よしな、本格的なブレンドコーヒーでした。
700円という価格に過不足なく見合う内容だったし、マスターが良い意味で放っておいてくれるのもありがたい。パタパタとPC叩いていても全然気にしない風情でした。
それどころか、先客が帰ったら一服した後にこんなスタイルでテレビ視聴してた。ゆるすぎる…