枯れ喫茶で朝ごはん

都内中心に、喫茶店やカフェの朝ごはんやトーストあれこれ

モスバーガー@表参道(Uber eats)

グリーンバーガー 538円+税

複業の関係で、渋谷の丸山町にあるオフィスに篭って検討会した。そういうときの束の間の息抜きはランチで、この界隈はとっても良いお店が山ほどあるのだけど、その時間すら惜しくて、みんなでUber eatsの世話になってみた。
ソイパティや菜摘やライスバーガーで、ヴィーガンやベジのニーズにも応えるモスバーガー。さらに五葷を除いたバーガーを店舗限定で展開していて、試してみた。
https://www.mos.jp/menu/detail/011357/1/
五葷は臭いの強い5種類の野菜(タマネギ、ニラ、ネギ、ラッキョウ、ニンニク)のことで、強すぎるパワーを持つがゆえにいわゆる精進食で避ける食材。そこにソイパティとほうれん草入りバンズで、オリエンタルベジタリアンを気取れるのだ。
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シールがすでにふつうのモスのバーガーとちがう。グルメバーガー的高級感を醸し出してる。
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グリーンのバンズにトマトの赤、あとはレタスとソイパティの茶色。バンズはふつうのモスのバーガーとはちがう食感で、存在感ある。
わたしはペスコベジだけど、今やまったく肉食べたいと思わなくなったのもあって、ソイミートには否定的だ。肉の代わりを無理してつくるくらいなら、初めから腹くくって宗旨替えして肉食べればいいのにと思う。テンペ食べるならふつうに豆腐食べたい。だから今回モスのソイパティも初だったのだけど、代理肉という印象はなかった。動物性タンパク質の荒々しさや生臭みのないハンバーグ。それがソイパティの存在意義なのだからまさに狙い通りで、しかも抵抗感なくおいしく食べられた。
五葷抜きとはいえ、ハンバーガーに使われている五葷って通常タマネギだけ。でもハンバーガーではそのタマネギがかなり味の決め手になる。だから間の抜けた味になるんじゃないかなと思ったけれど、ソースがほんのりスパイシーなのもあり、ぼんやりはしていなかった。でもペッパー多用したら、それはそれで精進の道から外れてるのかもね(わたしはその趣旨で食べてないからいいんだけど)。ま、グルメバーガーよりはお安いし、おいしかったし、ヴィーガンでもないし、総合的にまったく不満なしです。