枯れ喫茶で朝ごはん

都内中心に、喫茶店やカフェの朝ごはんやトーストあれこれ

ヴィクトリアンパブ ザ・ローズ&クラウン@都庁前

3月某日訪問
こんがりトーストセット(フリードリンク、トースト、サラダ、ふわふわたまご、ソーセージ抜き) 450円


NSビル内の企業に案件のために訪問。1時間ちょっとの空き時間消化と朝ごはんを兼ねて、同じNSビル内で、フリードリンク制で長居しやすそうなこちらを訪問した。
100席以上ある店内は、NSビル内の会社員の飲み会に重宝しそうな、名前の通りイギリスのパブみたいな雰囲気。この時間帯は奥の30席ほどが禁煙席になっているが、そもそもお客さんは一人客ばかりでトータル20人くらいしかいないので、まあどっちでもいいと思う。BGMはNSビル内共通で流れているもののようだが、なぜかショパンピアノ曲だった。
メニューはトースト系とドッグ系がそれぞれ数種類に、フリードリンクという形式。メニューの種類としては多いほうだと思う。「こんがりトースト」なので今回はバター別/ドレッシング抜きで発注。まずモーニング注文の意思を伝えた後に、さきにドリンクだけもらって、後にモーニングを持ってきてもらうことにした。
コーヒーは一杯目のみ席まで持ってきてくれて、二杯目からは自分でカウンターへ。コーヒー紅茶がそれぞれホットとアイス、あとジュースが数種類ある。コーヒーのレベルはビジネスホテルの朝食バイキングで飲めるレベル、すなわち温度の調整はほどよいが風味が飛んでいる作り置き。仕事着の一人客が各々ドリンクを汲みに行くのを見ると、本当にビジネスホテルの朝食バイキングみたいだなと思う。果汁のジュースは100%の濃縮還元。


トーストは4枚切り厚の廉価品の角食。でも名前通りこんがりうまく焼かれていたため水分の飛び方が過不足なく、ポケットサンドにもしやすくて悪くない感じ。添えられたミルクピッチャーには、コーヒークリームに見せかけて別添をお願いしたバター!斬新な提供スタイル。ホイップバター的に柔らかくなっていた。


サラダはキャベツの千切りにダイストマトが少々。ドレッシングは抜きでお願いしたのに「控えめにと思っていました」と言い訳されたが、まあ控えめだし不問とした。少し前にカットして放置していたんだろうな的なサラダ。「ふわふわたまご」はケチャップがちょこんと乗ってスクランブルエッグっぽいが、バターが多用されていない点と、完全に冷めてサラダと一体化して提供する点が異なる。こういう料理だと思えば違和感はない。


仕事する場所としては、気軽に使える電源がないのがいまいちだけれど、広々としていて席数もあり、フリードリンクで長居しやすく店員さんも基本放置(呼べば快く対応)なので、高環境だと思う。ドリンクは本当にしょーもないけれど、フード類はまずまずで、プロントレベルとでも申しましょうか。これで450円なら使い勝手はいいなあ。

ヴィクトリアンパブ ザ・ローズ&クラウン 新宿NSビル店ビアホール・ビアレストラン / 都庁前駅新宿駅南新宿駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0