枯れ喫茶で朝ごはん

都内中心に、喫茶店やカフェの朝ごはんやトーストあれこれ

ベックスコーヒーショップ@御徒町

3/14の昼ごはん
半日分の緑黄色野菜が摂れるスーププレート(ドッグパン、サラダ、ミネストローネ)490円

御徒町の病院の帰り、ベックスで初めての遅いランチ。JRが経営するカフェなので、ここも御徒町駅の高架下にあるんです。でも意外に広い。

サンドイッチやホットドッグ以外に、カレーもある。キッシュプレートもある。なかなか気の利いたメニューで、しかもかなりお安め。スープのプレートを、バターとドレッシングはどちらも別添えで発注してみた。ドリンク付きだと200円増し。

ふつうはふたつに切って提供してるのだけど、切らないでもらった。ホットドッグで使うパンみたいです。ちょっとパサついた感じもそれっぽい。

ショートパスタも入った、むちゃくちゃ具沢山のミネストローネ。温めて出してるだけなんだけど、とにかく具材が楽しくて、なんちゃらオイルも垂らされてて、アツアツで美味しい。

サラダはシンプルな構成。チキンが乗ってて、クリーミーだけど比較的サッパリした、変わった感じのドレッシングが添えられてた。
こないだのモーニングとほぼ同じ内容で、チキンプラスでコーヒーマイナスっていう内容。モーニングタイムでもないのに、これでワンコイン以下って、とてもコストパフォーマンスに優れてる。どれも美味しかったです。前回と違う店舗だけどこちらのスタッフさんもテキパキ気持ちよく気の利いた対応してくれました。ベックスすごいね、見直した。エブリタイム使えます。

台東区は区長と区議の選挙中。他の区でやってないので、区長ではなく区議の演説にこんな有名議員が応援に来ていて、握手しちゃった。

カフェカツラ@入谷

3/16の朝ごはん
モーニングプレート ハム抜き(コーヒー、トースト、サラダ、スクランブルエッグ)640円

カツラにはそこそこ通ってますが、モーニングは初めて。週末のヨガの帰り、早めに帰らなきゃで寄ってみた。11時半までやっているモーニングは、普段のメニューと同じトーストとコーヒーで800円→530円というセットと、スクランブルエッグとハムとサラダのプラスされたプレート640円の2種類があり、プレートの割安感に惹かれてしまった。トーストはいつもどおり、ドレなしだけママさんから提案してくれました。
コーヒーはいつもと同じ。

トーストもグランドメニューのと同じ厚さのトースト出すんだそうです。なのでわたしには端っこトースト、しかもちゃんと1/2+1/4×2で出してくれた。
たまごひとつぶんのスクランブルエッグは、注文のたびにひとつずつ作ってました。油っぽすぎず薄味で、業務用とはぜんぜんちがう。サラダはレタスがメインで、パプリカやコーンがちょいと乗った、シンプルなもので、量はそんなに多くないけど、パリッと水切りされてある。

プチデザートは栗のパウンドケーキが少々。
モーニングメニューは、グランドメニューのコーヒー&トーストで800円っていう価格感とは大きくちがうことにちょっとびっくり。これはなかなかお得です。早く帰らなきゃな日は、朝ごはん場所をここにしようと心に決めました。

ベックスコーヒーショップ@上野

3/10の朝ごはん
モーニングプレート6(コーヒー、バゲットコールスローサラダ、ミネストローネ)500円

上野駅常磐線ホームにあるベックス。ホームにあるにしては席数もそれなりにあるので便利なのだけど、モーニング利用は初めて。
メニューはオーソドックスな全部入り(カフェドクリエのが近い)からサンドイッチ、小倉トーストなど7種類あって、一番高いものがわたしのオーダーとサンドイッチ。バター別/よく焼き発注です。ちなみにこどもはベーコンとキャベツのトーストサンドにミルク500円、中年男子はスクランブルエッグとトーストのプレートにアイスコーヒー390円を、それぞれ選んでた。最年長者がいちばんリーズナブルって、我が家では珍しい展開です。
ドッグパンみたいな、少しパサっとしたパンが縦に切られて登場。このパンわりと好きです。

コールスローサラダなので、ドレッシングで和えてある。例えばケンタッキーのコールスローと比べると、あそこまでマヨマヨしてなくて食べやすいコールスロー
ミネストローネは、豆やパスタがモリモリで具だくさん。量もかなりたっぷりでこれだけでも食べ応えあるし、温まります。
店員さんたちも、いろいろうるさいいわしチームに嫌な顔せず対応してくれたし、なんといってもプレートの内容がどれもこれも良かった。すごく値ごろ感あるモーニングたちでした。また行きたい。

グレースカフェ@小伝馬町

2/23の朝ごはん
モーニングセット(コーヒー、トースト、サラダ、ゆでたまご、フルーツ)550円

土曜のイベントに参加する仕事の日。小伝馬町駅のすぐ裏手が会場だったのだけど、そのすぐそばにグレースがあったなって気づいた。通勤経路にあるのでお店の存在は知りつつ何年も寝かせていたのだけど、ついにチャンス到来です。

窓から見えていた以上に広め。全部で30席くらいかな。奥には大きなテーブルがあり、ご近所な年配男性が数名、病気談義に花を咲かせてました。同じ世代のマスターがひとりで切り盛り。

モーニングは一択。デフォルトが耳を落としての提供なのをリサーチ済みだったので、耳は死守したい。バターは塗るパターンとなしパターン、両方味わいたい。サラダのドレッシングはなしで野菜そのものをいただきたい。それ以上は、ややこしいことを言ってマスターに露骨に嫌な顔されないようにしたい。ということで、一切れバター、耳付き、ドレなし、までお願いしてやや怪訝な顔をされつつ了解された。

コーヒーは、この雰囲気にしては酸味控えめでバランス良いブレンド。浅煎りで飲みやすい。クリームはピッチャーで出されたので、途中回収があるかと警戒したけど、最後まで置かれたままだった。

4枚切りよりはやや薄いくらいの山食パン。耳付き、は理解されなかったようで、底面の耳はなかった。でもバターは一切れだけで、その希望は通ってました。この食パン、しっとりもっちりしていて、でも人工的な風味は感じなくて、あまり食べたことないタイプ。よく焼きじゃなくても、もっちりクラムを愉しむトーストで、「俺のベーカリー&カフェ」の食パンが近い感じ。バターもマーガリンじゃないものだったっぽいし、なかなかおいしかった。

ザ・キャベツなサラダと思いきや、カイワレが少し混じっているのはわりと珍しいかしら。量も少なめで、あまり力が入っていない感じ。

かた茹でのふつうのゆでたまご。サーブされた時に、たまごの上面に消費期限のプリントがされていた。これも配慮なのかなぁ?

フルーツはマスカットとバナナ半分くらい。このバナナ、ねっとり甘いのに歯ごたえがあって、わりといいものだと思う。
わたしのような一見の面倒な客に優しい雰囲気の喫茶店じゃないのは覚悟していて、案の定嫌な思いはしなかったけど居心地よいほどでもなく。でも提供されたものは昭和純喫茶的ではなく、でもいまどきカフェでもなくて、ちゃんと考えられた正統喫茶のモーニングでした。わたしの好きなタイプ。

コパン ドゥ3331@末広町

2/14の昼ごはん
サラダプレート(パン、サラダ、デリ)800円、セットコーヒー200円

廃校した小学校をリノベした、コッペパン推しのカフェ。あんまりコッペパンって好まないのだけど、サラダたっぷりのプレートがあるようなので、夕方の用事の前に遅めランチに突撃した。

さすが元小学校、とてつもなく広々。でも寒々しい感じはまったくない。

お菓子系とおかず系、それぞれ5種類以上ある。
プレートのメニューは黒板に書かれてました。揚げたマカロニグラタンとは?と疑問を感じつつ、予定どおりサラダプレート、そしてこちらも自慢なのらしいホットコーヒーを発注。ドレッシングは別添してもらった。

マグ提供でたっぷりだけど、すっきりが身上のエチオピア(ほんとはあまり好みじゃない)なのでスルスル飲めちゃう。

パンは、120円で売られていたプレーンなコッペパン半分が、軽くトーストされてふたつ切りで。もっちりして重く、甘みが強いけれどベッタリした甘さじゃなく、こういうコッペパンならおいしいなぁ。

レタスと水菜もりもりのサラダゾーン。パリッと水切りされていて、とっても勢いのある野菜たちです。ゴマ焙煎に見せかけて、酸味が強くて遠くに味噌の風味がある個性的なドレッシングもおいしい。
デリゾーンには4種類。キャロットラペ、クスクスサラダ、細かく切られた野菜たちのラタトゥイユ、長芋とチャーシューのサラダ、という布陣で、キャロットラペはおかず系コッペパンのフィリング、チャーシューのはコッペプレートのフィリングなのだと思う。すべて調味料や調味油ではなくキチンと素材感で食べさせる感じで、おいしさはどれも甲乙つけがたかったです。
1000円はちょっと高いなぁって思ったけれど、すべてにキチンと手がかけられていて、価格に見合うすてきなプレート。席間も開きすぎなくらい開いていてちょっと落ち着かない面はあるけれど、スタッフさんたちの応対も気持ちがこもっていたし、居心地は悪くなかった。ただ、ほとんど野菜でオイリーさもないので、かなりライトなランチになります。そんなに大食いではないいわしですが、時間があったらお菓子系コッペパンを追加しようかと思ったくらい。

茶房きん魚@入谷

1月の朝ごはん
トーストセット(コーヒー、トースト、サラダ、ゆでたまご)480円

入谷駅鶯谷駅の間、小野照崎神社のそばの住宅地にポツンと地味にある喫茶店
小さな間口すぎて、
この看板がなかったら気づかないと思う。

カウンターに5席ほど、テーブルがふたつの狭い店内で、カラオケスナックみたいなつくりです。でもとてもスッキリ片付いていて、内装も意外なほど品が良い。BGMもいい感じのジャズだったりします。
一期一会。たしかにね。先客はふたり客とおひとりさまで、見事に全員常連さんの年配女性。ひとりで切り盛りしている、これまた品の良いママさんと同世代です。実は数年前に一度訪れたのだけど、店内にいたのは常連さんのおばちゃんだけで、すぐに戻ると思うよと言われたのにママさんは待てど暮らせど戻ってこなくてやむなく退散、ってことがあった。数年越しでやっとお会いできたママさんは品良い感じで、根岸のおばちゃんのイメージとは違ってました。
メニューは壁に貼られているもののみみたい。いつものとおり基本セットを、バター別添は難色を示されたので、ひと切れそのまま/よく焼き/ドレなしで発注。

一番最後に運ばれたのがコーヒー。サイフォン で丁寧に淹れられて、すこしお湯が足されて提供された。苦味と酸味のバランスがよく、薄くも濃くもなく適温で美味しかった。

トーストは角食の4枚切り厚。斜めカットで飾り切りも入ってほどよくこんがりして見えたのだけど、
裏返すと真っ白でした。んー、残念。パン自体も、悪くもないけど特筆するようなこだわりも感じられなかった。ひと切れはマーガリンが塗られていたので、シュガリンにして最後にいただきました。

サラダはパリッと仕上げられてます。ベビーリーフなども混じったオシャレなサラダ、もちろんポケサンにした。
たまごは半熟でなかなか上手いゆで加減。
昨今、それなりにちゃんとした(=チェーン店レベルを凌駕する)モーニングを廉価に出すお店が少ない。そんな中、ワンコイン未満でなおざりではなくしっかりしたフルモーニングを提供している良店だと思います。

シャンズカフェ@御徒町

1月の昼ごはん
シャンズブレンド500円、プレーントースト(バゲット、ジャム、サラダ)400円

昭和通り沿いのわかりやすい場所に位置する「シャンズカフェ」に15時前の遅昼で初訪問。自家焙煎コーヒーがウリのカフェです。

コーヒー推しなので持ち帰りも可能。ひとり客はカウンターに案内されます。

テーブル席もある。

ブレンドコーヒー500円が最安値。本格的なコーヒーを出してくれそうです。


フードはサンドイッチとスイーツくらい。食パンじゃなくバゲットなのが特徴的ですね。店名を冠したコーヒーと、基本のトーストをバター別/ドレなしで発注。

個性のない、しかし美味しいコーヒー。たいへんバランスが良いと言えるのかもしれない。

バゲットは、なにやら安っぽいパッケージから取り出してカットしてました。それ相応の、頼りない味のソフトバゲット。例えばヤマザキの袋売りのフランスパンって感じのものでした。

サラダもどうってことない葉っぱが入ったもので、パプリカが載っているのが彩り的にいいなぁって程度。ジャムはブルーベリーで、ポーションのものよりはペクチン少なめな感じだけどコンフィチュール的ではないですね。

唯一の救いは、バターがちゃんとした、しかも無塩バターだったことくらい。
コーヒーはまぁ美味しかったけれど、フード類は全然でした。せめてパンだけでももうちょいいいものを使ってほしい。再訪はないなぁ。