枯れ喫茶で朝ごはん

都内中心に、喫茶店やカフェの朝ごはんやトーストあれこれ

ルノアール@上野

12月某日訪問
ビターブレンドコーヒー610円、Aセット(トースト、ゆで卵、スープ)60円✕2

上野動物園の帰り、お腹空いたという家族2を連れで母子で朝ごはん。12時までのモーニングのある、上野ヨドバシカメラ隣のルノアールに来てみた。ちなみに地下1階で、分煙化されていて煙くはない。

モーニングは4種類。ルノアールはドリンク価格が最低610円と高いけれど、フードと合わせるとそこそこになる。モーニングも同じだね。Aセットをバター別/良く焼きで発注。

コーヒーは苦味は期待したほど強くない。普通のブレンドコーヒーだったらかなり酸味優勢なのかしら。量的にも上品。



トーストは3枚切りくらいの厚さが半分。これだけ分厚いとクラムの量が多いので、バターをたっぷり塗ってジューシーなバタートーストとして提供するにはメリットが大きいと思う。でもパン自体はそんなに高級感もこだわりもないもの。添えられたのはバターを含んだマーガリンかな。

ゆで卵はごくふつうのかたゆで、スープはごく廉価なコンソメスープみたいなもので、「スープ付き」と言いたいがために最小限のコストで提供しているとしか思えない。でも温かいものが嬉しい今の季節にはまさに「ないよりマシ」ってくらいには価値があるな。

ルノアールのモーニングの内容に60円は素晴らしいとは思うけれど、もちろんワンドリンクが必要で、そのワンドリンクが「美味しい!」って感じのものではない。なのでモーニングセットとしてみても、やっぱり内容のわりにかなり割高感がある。まぁルノアールはラグジュアリー感やコワーキングスペースとしての価格なので、それだけで良し悪しは計れない。だけど、こちら「上野しのばず店」はそういう観点でもそれほど快適ではない。でも、最初は「おひとりワンドリンク制なのでふたつ注文してくれ」と言われたものを「この幼児に飲ませるものがないので、もし無理なら帰ります」と言ったらOKを出してくれたり、家族2の食欲が旺盛でトーストの半分以上とゆで卵白身を食べられてしまったため、ドリンク追加なしでもう1セット注文できるかダメ元で確認したらOKだったりと、臨機応変な対応をしてくれた。ちょっとクレーマー的なことになってしまって申し訳なかった。そういうマニュアルだけじゃない感じがルノアールの良さだと思う。

でも、申し訳ないので今後はルノアール全般子連れでは行かない。仕事しに行くことにします。ごめんね。

ルノアール 上野しのばず口店喫茶店 / 京成上野駅上野御徒町駅上野駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0