take five@三越前
5月の朝ごはん
コーヒーS 180円
銀座中央通りから1本入った、コレド室町の裏手の通りにコーヒースタンドが二軒ある。そのうち一軒がこちら。入口は開け放たれているけれど、ビニールで断熱されていて、かなりチープなつくりです。
店内もごちゃっとしている。高い椅子の1人掛けカウンター席がいくつかあるくらい。とても可愛らしい中年女性が、ひっきりなしに訪れる常連さんに気さくに応対しながら、テキパキと気持ちよく注文に応えていました。
メニューはほぼドリンクのみ。でもお客さんとの会話を聞いていると、時間帯によってはドーナツとかサンドイッチとかもあるみたいです。ドリンクはイートインとテイクアウトで違っていて、イートインのほうが20円高い。それでもコーヒーチェーン店より安い。そしてママさんのセレクトで、淹れている豆の種類はどんどん変わるらしい。そして豆の管理をしっかりしているのがウリみたい。
サーバーから注がれたつくりおきだけど、ものすごく回転が良いので、ほぼ落としたてと言って差し支えない。訪れた時は、コスタリカでした。華やかでフルーティな香りが強く、とてもおいしくいただけた。これが180円って素晴らしい。繁盛するのが大変よくわかりますね。
メザニンラウンジすずかけ@池袋
5月の昼ごはん
サンドウィッチセット(コーヒー、サンドウィッチ)1,850円(サ・税別)
大切な旧友との数年ぶりの逢瀬で、ゆっくりおしゃべりしに訪問しました。数年ぶりにホテルメトロポリタンに来た。
中二階にあります。細長いスペースで全席禁煙。平日14時ごろでお客さんは8割ほど、インバウンド客だったり商談だったり、わたしたちのようなおしゃべりだったり、目的はさまざまな感じ。メニューはドリンクとケーキ中心で、あとはサンドイッチくらい。わたしは昼を食べ損なっていたので、サンドイッチのセットを肉類抜きで発注しました。
コーヒーはフロアの人が注いでくれる。まあ美味しいくらいだけど、お代わりできるのがヨイ。
チーズとキュウリのサンドは、多分ふつうはハムも挟んであるんだと思う。いっぽう、タマゴサンドは、みじん切りのマヨネーズ和えとスライスが両方挟まっていて、さらにチーズも入っていたので、これはハムの代わりに入れてくれたのかしら。8枚切りより少し薄いくらいのほどよい厚みの白角食はしっとりした風合いで、バランス良かったです。
小さいパン半分のサンドのフィリングはスモークサーモンとチーズとレタスで、てっきりベーグルだと思ったのだけど、実際はシンプルな丸パンでした。あまりリッチなパンじゃないので、フィリングには合っていたと思う。
グラスに入ったサラダは、ミニトマトと、ミニトマトみたいに丸く仕立てられたモツァレラにバジルソースがかかってた。オシャレですね。
友人はカフェ利用だったので、こんな可愛いSuicaペンギンのケーキ。オペラみたいなものを想像していたけれど、外側はココアパウダー、中は軽いムースで全然重たくなかったそうです。
CisZ@TX浅草
5月の軽食
トースト(トースト、サラダ、スープ)500円、セットドリンク250円
珈琲エノモトが閉店して暫くテナント募集になっていたけれど、昨年末から新しいお店になった。不思議な店名だけれど、どうやら喫茶店みたいなので、夕方から軽食に訪問してみました。
店には明るい茶髪の若い男性がひとり、ノーゲストでした。エノモト時代から少し配置は変わっているけれど、ソファやテーブルは以前のまま、ジュークボックスも変わらず。そしてけっこうな音量で流れるBGMは、入店時はJ-WAVEだったけれど、なぜか突然松田聖子に変わったのは…もしやそういう世代だと思われたのだろうか?
でもメニューは大幅に変更していました。価格もそうだし、トーストの種類もいろいろあるし、すべてにサラダとスープがついてくるらしい。基本セットを、よく焼き/ドレなしで発注。
背の高いカップで提供されるブレンドコーヒー。注文の都度ていねいに淹れているようで、相応の美味しいコーヒーでした。動物性脂肪のコーヒークリームが一杯ぶんと、ソーサーには小さなチョコが添えてあったのは、どちらもうれしい。
コンソメスープはインスタントな味わい。まあいいです。
4枚切り厚の角食パンはたぶん、サンワローランのパンですね。適度によく焼きで、耳はカリッと、クラムはしっとりもっちりと仕上がっていて、喫茶店トーストの手本みたい。エノモト時代はペリカンのパンだったけれど、わたしはサンワローランのほうがむしろ好きなくらいなの。マーガリンとイチゴジャムは、まあ普通のものだったので、コーヒークリームにイチゴジャムを少し加えて漬けパンしたらかなり良かった。
キャベツメインでさっぱりしたグリーンサラダ。新鮮です。
もちろんひと切れはこうなる。
モーニングはないので午前中にこれだと割高感があるけれど、夕方食べられる軽食としては秀逸。ホスピタリティも高かった。お父さんと2人で、居抜きで12月から始めたそうです。仕事を持ち込んたりせず、改めて、ゆっくり味わいに行きたいな。ただ、BGMの音量と選曲はどちらも好みじゃありませんでした…
カフェ ミズカ@入谷
5月の軽食
ブレンドコーヒー400円、トースト350円
入谷の交差点にあるのに、まったく喫茶店の気配がなくて、あることに気づいていない人が多いのでは?っていうお店。わたしもずっと、この辺にお店があるらしいとは聞いていたけれど発見できなかった。隣のスーパー、ココスナカムラに買い物に行くようになって、やっと入口を見つけられました。って、なんか昔話のような展開だな。
入口もトリッキーなら、店内もスナックみたいな細長くて喫茶店としてはやや変わったつくりです。禁煙ゾーンもオシャレ感もないのだけど、新聞などもなくサーフィン雑誌だけが本棚にあった。とても明るく愛想よく、きちんとした接客のマスターはいかにもサーファーな、たぶん50代。90年代洋楽と民放テレビが同時に流れていて、コンセプトの統一感はとくにない。
定食以外には、モーニングもセットメニューもない。定食は日替わりで数種類。基本セットをバター半分/よく焼きで発注してみました。
注文後に淹れたドリップコーヒー、丁寧な味です。ポーションフレッシュなのは残念だけど。
トーストは、わりと美味しいふつうの角食パン、4枚切り。裏面もしっかり焼かれていました。半分の代わりにチョコンと載せてくれたバター、ちゃんとした美味しいものなのが良かった。
コーヒーもトーストもがっかりポイントはないけれど、とくにトースト350円の割高感がありました。1000円以内に収まるランチは夕方でも残っていれば食べられるみたいで、隣のテーブルの欧米人おひとりさま(たぶん常連さん)が生姜焼き定食を食べていたのだけど、生姜焼きも肉厚そうだったし、お米の産地が書かれていたツヤツヤご飯もとても美味しそうだった。食後についてくるコーヒーを時間を見計らって淹れ始めて、絶妙なタイミングで提供していたのにも感心しました。ランチ食べるにはすごくいいお店なんだろうと思う。
カフェ ミズカ (カフェ / 入谷駅、鶯谷駅、浅草駅(つくばEXP))
昼総合点★★★☆☆ 3.0
サボウアサイチ@稲荷町
4月の朝ごはん
トーストモーニング(アメリカーノ、トースト、ゆでたまご)500円×2
おにぎりモーニング(塩むすび、味噌汁、ゆでたまご)500円
稲荷町近くの浅草通りからちょっと北、古い酒屋さんを改装したお洒落なカフェです。家から行けるモーニング処のひとつなので、気軽に家族で週末の朝ごはんに利用。
オシャレな店内で、モダンジャズが静かに流れています。ランプが三角フラスコだ!懐かしい!と研究職の中年男が指摘してた。
入口の黒板にメニュー。モーニングは2種類で、完全和と完全洋の両極です。いわしはトーストをあんバターを、フィリング別添/よく焼きで。シラスはハニーバターを、中年男はおにぎりにして、まだカフェイン摂取には早いシラスのコーヒーをもらう作戦。
店内にはグランドメニューがあります。おにぎりの種類も多く地方の特産を使ったものだったり、おからや甘酒を使ったオヤツ類があったり、自家製と思われる変わった飲みものがあったりと、とてもおもしろいメニュー構成。いろんな使い方できそうですね。
ちゃんと豆を挽く音がしていた。それで淹れたエスプレッソを薄めたアメリカーノだから、エスプレッソの深い苦味が感じられて、なかなかおいしい。
こだわりあるおいしいコーヒーなのに、コーるヒーミルクはポーションのフレッシュ。イタリア系のコーヒー屋さんはどこでもそうなのだけど、ほんと謎だわ。
小ぶりな角食パンの厚切りトーストで、ペリカンの小さいほうのサイズ。でも近所の「シミズパン」の上食パンなのらしい。クラムがかなりしっとり・もっちりしていて、クラストはカリッとしていて、トースト自体がおいしいのだけど。
正真正銘のちゃんとしたバターと、たぶんお店で炊いたんじゃないかと思われる上品な粒あんが秀逸。特に粒あんは、甘味が非常に抑えてあって、ほとんど小豆を炊いたものって感じで粒も残りまくった、「あんこ」としてお目にかかったことがないくらいのもの。本当においしかった。
温かい殻を剥くとぷりぷりしたイキの良い白身、そして中から濃いオレンジのグラデが麗しい黄身。絶妙な茹で加減にウットリです。
シラスはハニーバターをペロリ。
野菜たっぷりの健康味噌汁に、大ぶりのおにぎりがひとつ。とても美味しかったらしいけれど、塩ひとつだから物足りないみたいで、いわしのトーストひと切れ進呈した。
どこにも手抜きのない朝ごはん。ボリューム感はやや少なめながら、ていねいな内容だからとても満足度は高かったです。平日のいわしのランチや軽食でも訪れてみたい、ステキなカフェでした。
サボウアサイチ (カフェ / 稲荷町駅、田原町駅、新御徒町駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
今日もいわしは扉をひらく、そこに喫茶店があるかぎり。
カフェ・ボンフィーノ@秋葉原
4月の朝ごはん
トーストセット(コーヒー、トースト)500円
すごーく久しぶりにシラスとふたりで「子連れ朝ごはん」です。昭和通り沿いのYKKビル内にあって、経営ももちろんYKK。
道路に沿った細長い店のつくりで、白基調のゆったりした設え。奥に注文カウンターがあります。客層は仕事中のおひとりさまや商談、わたしたちのようにまったく仕事外の人もいて雑多。
ドリンクはそこそこ種類があり、力を入れていそうだけれど、フードメニューは多くなく値段も控えめ。ドリンク重視のようです。いわしはトーストセットをバター別/よく焼きで、シラスは意表をついてソーセージ入りのピラフを発注。
背の高めのコーヒーカップにたっぷりとブレンドコーヒー。ドトールのとかよりは、明らかに美味しい。ロータスビスケットも添えてあった。
クラムに小麦の風味をしっかりと感じられて、クラストもカリッと香ばしい、上質なトースト。
バターがちゃんとしたものなのもステキです。
ピラフは冷凍モノかな。でもお腹空いてるシラスには好評でペロリ。気を利かせてくれたのか、こちらにもロータスビスケットをつけてくれてました。
シンプルで少し物足りなくもあるけれど、コーヒーもトーストも満足度は高いです。なかなか便利なお店。それにしてもYKKってこんな事業も手がけてるのね、多彩な企業だなあ。
カフェ・ボンフィーノ 秋葉原店 (コーヒー専門店 / 秋葉原駅、岩本町駅、末広町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
今日もいわしは扉をひらく、そこに喫茶店があるかぎり。
デニーズ@君津
4月の朝ごはん
モーニングサービス(ドリンクバー、ハーフトースト 、ゆでたまご)329円、ミニサラダ(オプション)106円
入学式までの束の間の春休み、マザー牧場に行ってみました。その前に君津ICからすぐのところにあるデニーズへ。
ギリ10時前だったので、なかなかお得な10時までのモーニングメニューもオーダーできた。バターやジャムもオプションだけど、使わない身としてはこれも好都合。ミニサラダをつけて、よく焼き/ドレッシング別添で発注しました。シラスは同じチョイスでコーンポタージュつき、中年男はセレクトモーニングから目玉焼き2個とベーコンやソーセージ、サラダ、トースト1枚のついたサニーサイドアップというオーソドックスなモーニングにしてました。
ちなみに11時までのメニューには、セレクトモーニング以外にも和食があり、さらにこんなガッツリ系まで過剰なほど豊富にオーダーできる。こんなの食べるひといるのかな。
シラスの食べかけ画像を拝借。バターがオプションなので油断してましたが、モーニングサービスのデフォはこういうセットで、あらかじめバターが塗られてしまってました。ションボリするいわしに、中年男子がセレクトモーニングのトースト半分との交換を申し出てくれたのが冒頭の画像。トースト自体はクラムがしっとりもっちりで、クラストはカリカリで良かったです。最近ジョナサンやガストのトーストでガッカリしているので、よけいに光って感じる。
サラダもしなしなじゃなくて、パリッと仕上がってました。さらになぜかこの日に限って別添してもらったドレッシング、人参ベースでなかなかおいしかった。
そのふたつが組み合わさって、たいへんおいしいポケットサンドになりました。わーい。ゆでたまごは白身がプリッとした固ゆでで、これも追加で参戦させてみたりした。
調べた感じだと、君津ICからマザー牧場までの間で、モーニングを食べられるお店はこことマクドナルドくらいしかなかったので、なかなか貴重な存在。店内もスッキリ、分煙もしっかりしてた。ただ店員さんが少なく、ややオペレーションが回っていない感じがあったので、時間帯によっては快適さが損なわれそうな気もしました。
マザー牧場では乳しぼりなんかしましたよ。
デニーズ 君津店 (ファミレス / 君津駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
今日もいわしは扉をひらく、そこに喫茶店があるかぎり。